ファイナンシャルプランナー[FP]需要はあるの?
ファイナンシャルプランナーという資格の需要について、確認します。
時代の変化とライフプラン
今の時代は、終身雇用という制度が崩壊した時代であるといえます。
ずっと、同じ会社に勤めて、安定した給与を貰えるという時代ではないのです。老後の年金の支給も保証されていません。
よって、資産の運用も貯金だけでは難しくなってきています。そのため、資産運用を考える時代になってきています。
保険に関しても、病気などにより、見直しをする必要性も出て来ます。
自分のライフプランを練る上で、資産運用の知識をもったファイナンシャルプランナーの資格は必要となります。
自己責任と確定拠出年金
今の時代、最も不安視されているのは、老後の資金の問題です。
会社には、退職金はなく、年金もあてにならない状態です。国が運用してる国民年金は、個人の掛け金がもとになっています。
しかし、この国民年金の納付率は60%弱となっています。よって、この財源もかなり頼れる財源とはいえません。
そこで、現在、注目されているのが、確定拠出年金というものです。
確定拠出年金は、国民年金のように加入が義務付けとなっているものではなく、任意の加入となっています。
確定拠出年金は、個人が自己の責任で、株、債券、預貯金などの金融商品からベストな商品を選択して、資産運用した結果で、退職金を受け取る年金制度です。
この確定拠出年金は、運用次第では、掛け金の金額より、資産が増減します。よって金融商品の知識がないと、上手く運用はできません。
そこで、アドバイザーとして、ファイナンシャルプランナーが必要とされます。
相続問題
高齢化社会は確実に進んでおり、80代は1,000万人を超えています。よって、これからは、相続の問題は誰の身にもふりかかってきます。
相続問題に関わる専門家は、税理士、弁護士とさまざまな人がいます。
資産運用の一つとして相続問題を考えるなら、ファイナンシャルプランナーも不可欠な資格であるといえます。