FP技能士|試験の合格率はどれくらい?
FP技能士の資格を取得するための試験としては、1級から3級までがあります。
この試験は、NPO法人日本FP協会と、一般社団法人金融財政事情研究会の両者が試験を行っています。
取得できる資格や内容などは同一のものであり、どちらの試験を受験しても違いはありません。
ただ、AFP認定者となるためには、2級FP技能検定を受検する必要があります。
FP技能士になるための試験の合格率は?
FP技能士となるためには、FP技能検定を受検して合格する必要があります。
このFP技能検定には1級から3級までが存在しています。
FP技能検定 1級の合格率
平成27年9月に行われた日本FP協会の”1級FP技能検定の実技試験”の合格率を見てみました。
受験者数が736名、うち合格者数は710名、合格率は96.5%となっています。
平成26年9月では、受験者数733名、うち合格者数は716名、合格率は97.7%となっています。
出題形式と合格基準
1級の実技試験では、記述式の筆記試験となっており、20問の問題が用意されています。
合格点は100点満点中の60点以上です。
FP技能検定 2級の合格率
平成27年9月に行われた日本FP協会の”2級FP技能検定の実技試験”の合格率を見てみましょう。
学科試験の受験者数が16,492名、うち合格者数は5,845名、合格率は35.44%となっています。
学科試験の受験者数は11,880名、うち合格者数は7,143名、合格率は60.13%となっています。
学科試験と実技試験の両方の合格率は、37.69%です。
実技試験よりも学科試験の方が合格率が低くなっている事が分かります。
日本FP協会の実技試験では、資産設計提案業務についての試験が行われています。
FP技能検定 3級の合格率
平成27年9月に行われた日本FP協会の”3級FP技能検定の実技試験”の合格率を見てみましょう。
学科試験の受験者数が13,622名、うち合格者数は10,616名、合格率は77.93%となっています。
学科試験の受験者数は12,816名、うち合格者数は10,783名、合格率は84,14%となっています。
学科試験と実技試験の両方の合格率を見てみると、75.56%となっています。
3級FP技能検定は、どちらかと言えば入門者向けの試験となっており、合格率もとても高い傾向にあります。
2級FP技能検定では、実務に関しての知識などが問われる事になりますので、やはり多少難しくはなっています。
ですが、他の国家試験と比べてみると、合格しやすい数字となっていますので、しっかり勉強すれば問題ないとされています。