最短でファイナンシャルプランナー資格を取得するには?
FP養成講座を受講しよう
ファイナンシャルプランナーの資格は、公的年金制度が揺らいだことから需要が高まってきて、現在では個人の教養としても注目されています。
主に国家資格の2級FP技能士のことを指しており、大手の資格予備校では効率良く学習できるコースが開催されているのです。
FP養成講座では、次の試験によく出題されるポイントだけに絞った勉強が可能だから、ムダがありません。
それに対して、一般の書店に陳列されている関連書籍では、法令改正などによって情報が古くなってしまっている事例もあります。
プロのファイナンシャルプランナーとは、少なくとも2級FP技能士以上を有していることが必要条件です。
学習範囲が広い資格試験
税理士などのプロは、特化した分野のみで仕事をしています。
法律によって業務範囲が区切られ、無資格者が行った場合は罰せられるケースが多いです。
しかし、ファイナンシャルプランナーは、無資格者が行っても問題ない領域で仕事を行っています。
個人の人生設計を資産面から支えるのが、ファイナンシャルプランナーの社会的役割です。
各分野の法律を広く知っておく必要があるので、その学習範囲は日常生活で支払うお金の全てと言っても過言ではありません。
ファイナンシャルプランナーとして重視される分野と出題傾向は、おおよそ決まっています。
FP養成講座で重要な箇所だけ押さえておけば、それだけ合格に近づけます。
分割して合格するのも有効
2級FP技能士については、マークシートの学科試験と、一部記述式の実技試験の2つでそれぞれ合格点を取らなければいけません。
午前と午後で実施されますが、申込み時の選択によって分割受験が可能です。
合否判定も個別に行われるので、一度に両方を受験せず、まず学科試験から片付けるという方も多く見られます。
最短でファイナンシャルプランナーの資格を取得したいのならば、2つとも受けて一発合格するプランがお勧めです。
部分合格は指定された期間だけ持ち越せるので、自分にとって現実的な選択をしましょう。
年間3回ぐらい試験が実施されるので、受験日についてあまり焦らなくても大丈夫です。