CFP資格とは?
CFP資格の概要と資格認定までの流れについて、確認します。
CFP資格とは
CFP資格とは、FP協会が認定する民間資格です。
CFP資格は、FPとしての最上位となる資格で、世界的に認められています。
CFP資格審査試験
CFP資格を得るには、CFP資格審査試験で6科目に合格する必要があります。
CFP資格審査試験は、年2回、6月と11月に実施されます。CFP資格審査試験を受験するには、AFP資格に登録している必要があります。
この6科目の内訳は、3級や2級FP技能士と同じく、ライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継になります。
CFP資格審査試験は科目合格制をとっており、1科目ずつでも、2科目ずつでも、6科目一括でも問題ないです。
ただし、各科目30%前後の合格率となっています。受験者は、全員、AFP資格に登録しているレベルなので、難易度の高い試験であるといえます。
CFP資格審査試験で1科目合格すると、AFP資格の継続単位が7.5単位となります。
CFPエントリー研修
CFP資格審査試験の6科目に合格後、CFPとして認定されるには、CFPエントリー研修を受ける必要があります。
CFPエントリー研修は、年2回、3月と10月に実施されます。研修内容は、通信研修と集合研修になります。
通信研修では、テキストで学習を行い、レポートを提出する形になります。
集合研修では、講義を受けて、ロールプレイング形式で相談実務を行います。
CFP認定のために実務経験
CFPとして認定されるには、通算で3年以上の実務経験が必要です。
実務経験が不足している場合は、みなし実務研修を受けて、補うこともできます。
そして、CFP資格審査試験の6科目に合格後、5年以内に登録申請することで、CFPとして認定されます。
CFPもAFPと同様に2年ごとの更新が必要で30単位を取得する必要あります。