AFP試験の出題内容は?
AFP試験の出題内容は、どのようなものとなっているのでしょうか。
AFP試験の出題内容ってどんなもの?
AFPの資格を取得するためには、AFP認定研修の修了とAFP資格審査試験の合格が必要となります。
このAFP資格審査試験というのは、2級FP技能検定と同じものとなります。
ここでは、2級FP技能検定の出題内容について見ていきたいと思います。
2級FP技能検定 出題内容
まず、2級FP技能検定では学科試験と実技試験の両方が行われることになります。
それぞれどのような内容となるのか、ご紹介します。
学科試験
学科試験はマークシート方式となり、6科目から10問ずつ程度の出題があります。
試験実施時間は120分となっており、内容は以下の通りです。
・賃貸や有効活用などの不動産
・税制などのタックスプランニング
・相続などについて
・金融商品の仕組みなど、金融資産運用
・公的年金や社会保険などのライフプランニング等
・生命保険や損害保険のリスク管理など
以上の6科目からの出題があり、幅広い知識が求められることになります。
実技試験
実技試験は記述式の筆記試験となっており、40問程度の試験となります。
日本FP協会と金融財政事情研究会が実施する2級FP技能検定では実技科目に違いがあります。
日本FP協会の実技試験では、資産設計提案業務の試験が行われます。
事例式や計算式となっており、実務に近い試験となっているのが特徴です。
幅広い知識が求められる試験であるものの、平成27年度の試験では合格率は30%後半程度となっています。
試験の難易度としてはそれほど高いとは言えず、しっかりと内容を理解していれば合格できる試験とされています。
ただ、特殊な分野でもありますので、あまり馴染みのない方が飛び込む業界としてはやや難しい部分があるかもしれません。
地道に一つの科目を理解していくように学習すると、試験で分からなくなってしまうことも防げるのではないでしょうか。